リフォーム バリアフリー
以前、祖父が散歩中に横断歩道の段差に蹴躓き、
転倒し膝の皿を骨折した事がありました。
その時祖父は、強い痛みも無かった様で何事も無く自然に歩いて帰って来ていました。
普段から足を引きずりながら歩いていたので家族も何も気づかずにいました。
ですが数日経って、祖父が急に立ち上がる事が出来ないと言いだし、
病院に行ってレントゲンを撮ったところ
膝の皿を骨折している事が分かり即入院との事でした。
祖父もその時80才を超えていた事もあり、
入院期間を利用してリフォームする事になりました。
家族で相談して取りあえずは玄関前の階段を一部スロープにリフォームし、
祖父の部屋からお手洗いまでの廊下に手摺を付けました。
祖父の足が動きにくくなる事も考え、
祖父の部屋の段差やお手洗いの段差等も無くしました。
お手洗いのトイレも、便座のフタが自動で上がり、
自動で流れるものに取替えました。
全てのリフォームが終わり、祖父が退院して来ると、
祖父はまだ自分の足が以前の様に動くと思って、
階段で上がろうとしていましたが、
家族でスロープに誘導しスロープから上がらせる様にしていました。
家に入っても手摺等付けているのに、最初は使おうとはせず、
何も頼らず歩こうとしていました。
ですが、段々、以前の様に歩けないのがようやく分かったのか、
手摺やスロープを使うようになりました。
それからは、スロープや手摺を積極的に使い出してくれたので、
リフォームした甲斐があったと家族で話をしていました。
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